ハナサンテラスのお日さまさんさんブログ

介護用品ショップ ハナサンテラスの理学療法士スタッフブログ

指先が動かしにくくても自分で着替えられる!ワンタッチタイプのお洋服

こんにちは、ハナサンテラスのはーちゃんです。

今日は自分で着替えることについてのお話です。

 

自分で着替えるには

両方の袖に腕を通した後、

小さなボタンを片手でつまみ、小さなボタン穴に入れる。

 

これは、私たちが前開きのシャツを着替えるときの動作の一部です。

日頃何の気なしにすることも多いですが

器用さ・巧緻性が求められる動きになります。

歳を重ねた影響で指先にしびれがある方。

リウマチ等で変形のある方。

脳卒中や脊髄損傷などの影響で運動/感覚麻痺のある方。

 

そういった方の負担やストレスになりやすい動作のひとつに

「着替え時のボタン掛け」があります。

 

一時的な症状ではなく、

長く付き合っていかなければならないケースも多くみられます。

 

ボタン掛けをクリアする方法

そういった方のボタン掛けの負担を軽減する方法のひとつは

「かぶり服」を選ぶこと。

 

Tシャツのような前の開いていない形の服を選べば

ボタン掛けをする必要がありません。

ですが、袖に腕を通すときに大きく腕を挙げなければならないため

肩に痛みがあったり、腕が上がりにくい方には着にくい服となります。

 

他に解決する方法はこれだ!

もうひとつの方法は、

留め方を工夫した服を選ぶこと。

 

前開きの服でも、通常のボタンではなく、

留めやすい機能を備えた服

 

具体的には、

・ワンタッチテープ(マジックテープ)留め

・ホックボタン(スナップボタン)留め

・つまみやすい大きめのボタン

・ななめボタン穴

などがあります。

 

特にワンタッチテープタイプはペタッと貼るだけの

最も留めやすいものになるかと思います。

 

これを知ってほしい!

今回はワンタッチテープタイプの服をご紹介したいと思います。

 

一見普通のパジャマに見えるこちらですが

近寄って見てみると、

このように、ボタンの裏にマジックテープがついていて

ワンタッチで留め外しができるようになっています!

 

着用時は普通のボタン留めのパジャマに見え、

でもボタン掛けをしなくてよい、そんなお洋服になっています。

 

 \この商品のページはこちら/

www.hanasun.shop

 

パジャマ以外の衣類でも

かぶり服が多い肌着ですが、

肌着でもこのような前開きワンタッチタイプの商品があります!

ご高齢の方のみでなく、

手術後の痛みの強い時期の着替えやすい衣類として着用されていた

というレビューもいただいたことがあります。

 

 \この商品のページはこちら/

www.hanasun.shop

 

自分に合ったタイプ選び

今回はワンタッチテープタイプをメインにご紹介しましたが、

外しやすい反面、外れやすさを心配される方は

ホックタイプを選ばれることも多いです。

また、おしゃれ着でもこういった着やすい工夫をした商品が

たくさんあるので見てみていただけたらなと思います!

 

つまみやすい大きめのボタンを使用したお洋服なんかもあったりしますよ。

 

ぜひいろんなタイプの商品を見て

合ったものを探してみてくださいね(`・ω・´)

 

「自分でできる」よろこびを

病気によってできなくなったり、

年齢を重ねたことで徐々にできなくなったり。

もともと出来ていたことが出来なくなるのは

ご本人もとてもつらく、自信をなくす出来事。

 

それゆえに、自発的には身の回りのことができず、

介護する人に依存的になってしまうこともよく見られます。

 

機能的な商品を通して

「自分でできる」を実現することで自信を取り戻したり、

介護する人の負担を減らしたり。

 

介護される人も、介護する人にも

笑顔になっていただけたらいいなと思っています。

在宅介護をされている方や介護・医療スタッフの方にお使いいただき、

お使いいただいた感想などお伺い出来たらうれしいです!

 

参考になったという方は

ぜひ読者登録やスター・はてブ、よろしくお願いいたします!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました( ˘ω˘ )